top of page

「お前が偽物だろう!」
「君こそ偽物なんじゃないか!?」
 次の部屋では、刀剣男士が言い争っていました。

 

「どうしたんだ! 説明しろ」
 長谷部くんが仲裁に入ると、刀たちは落ち着きを取り戻しました。

 

「実は、一振り多いんだ」
「この部屋には、八振りしかいなかったのに、いつのまにか九振りいるんです」

「それで一振り、偽物がいるってことかい?」
助手が尋ねると、刀たちは一斉に頷きました。

「だから、落ち着きのないあやつが、偽物かと思ってな……」
「私ではありません。偽物はあなたなのでは?」
「なんだと!?」

助手は慌てて言いました。
「それで揉めていたんだね。大丈夫、僕らが偽物を見つけてあげるよ!」

(問2)偽物を見つけよう!

助手「漢字をよく見てみよう。あれ、あの刀の漢字って……?」

bottom of page