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【END1夢だろうか】
目が覚めると洞窟じゃなかった。本丸だった。あれは夢だったんだろうか?
「長谷部くん!起きたの?良かった……」
あいつの声だ。
「みつただ?俺、どうして……?」
「えっ?長谷部くん覚えてないの?三日前の出陣の時、雨が降っていたから、君はずぶぬれで帰ってきただろう。それで風邪をひいて、ひどい熱が出たんだよ。」
「え?そうだったか?そんな記憶はないが…」
「高熱に浮かされていたからかな? とにかく無事で何よりだね!」
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記憶も曖昧だ。あれは本当に夢だろうか?
NORMAL END.

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