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【END3僕を見つけたね】

「みつただー!どこにいるんだー!」
扉が開いたあと、気づいたら森にいた。
さっきの光も、光忠の姿もどこにもない。
少し歩いてから、やっとあいつの声が聞こえてきた。
その声は、だんだんこっちに近づいてくる。
「長谷部くんー!僕はここにいるよー!」
向こうから走ってきたのは、あいつだった。
そうだ。本当にあの燭台切光忠だ。
「さっき洞窟にいたのは本当に貴様か?」
「そうだよ。本当に僕だよー」
「お前、なぜそんな姿になった?何かあったのか?」
「それがね……ちょっと話が長くなるけど……」
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TURE END
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