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正解!
(答え)大典太光世…(お『おでん』たみつよ)
「助かった。腐るところだった」
大典太は口の端をちょっと上げて言いました。
「当然のことをしたまでだ」
「他のみんなも、元に戻してあげるからね!」
三振りに礼を言われ、二人が良い気分で部屋を出ていこうとした時でした。
長谷部くんは床にきらりときらめくものを見つけました。
鉄の破片です。裏返してみると、「火」と刻まれています。
(何かの手がかりになるかもしれない。とりあえず拾っておくか)
長谷部はポケットにしまいました。
「なんだか、皆を戻してあげたからかな。力が湧いてきた気がするね」
助手の顔色は心なしかよくなったようです。長谷部くんはほっとしました。
「それでこそ俺の助手だ。頼りにしてるぞ」
「もちろんさ。任せてくれ」
二人は次の部屋へ向かいました。
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